杉の糸桜 (すぎのいとざくら) 会津5桜の1つ 春の晴天は僥倖としか言いようがない【河沼郡 坂下町】(あいづ くらし)

飲食・観光・会津ぶらぶら「あいづ くらし」です。

目次

杉の糸桜

「春の晴天」(はるのせいてん)
言葉の響きが美しいと思いませんか。
もちろん、これは想起されるイメージからの事です。
日本語ほど(漢字とひらがなのアヤ)連想を掻き立てる言語は無いと思うのですが、これは日本人贔屓の話かもしれません。
「杉の糸桜」を見てきました。
会津5桜の1つ。
「春の晴天」において、桜の花は如何にも映えます。
心踊る春です。
あと40歳若かったら、踊って歌っていたかもしれません。
和合亮一さんの詩のリーディングからの感化が抜けません。
小田山 身近な山の満開の桜 はるなかの見る夢は おとなの遠足【会津若松市】4/19

閑話休題

「杉の糸桜」は枝垂れ桜(シダレザクラ)です。見ると、かなりの古木という感じですが、推定樹齢は200年。枝垂れ桜の寿命は300年と言われるので、人間で言えばまだ壮年期です。

「杉の糸桜」は薬王寺境内にあります。

薬王寺 – 山門 駐車場 トイレ

薬王寺 山門 駐車場 トイレ
薬王寺 山門 駐車場 トイレ

駐車場にはトイレも併設されています。

薬王寺 山門
薬王寺 山門

ちなみに平地に建てられた寺院でも「山門」と呼ばれます。鎌倉寺時代以降に寺院に「山号(さんごう)」が付けられることが一般的になった頃から、寺院の表門を総称して「山門」です。山門の手前にある左の門柱に、「?王山」とあるのが「山号」です。(?とあるのは、漢字を探し出せなかった為です。かなり頑張ったのですが)

薬王寺 山門 八脚門(はっきゃくもん)
薬王寺 山門 八脚門(はっきゃくもん)

このような山門は八脚門(はっきゃくもん)と呼ばれます。柱は12本ありますが、本柱が8本、控え柱が4本という事。

杉の糸桜

杉の糸桜
杉の糸桜

若葉が出ています。桜によっては、花が遅咲きで、若葉と一緒に花が咲くものもあるのですが(近所にある)、単に、少し見るのが遅かったのか、今が見頃だったのかは分かりません。

薬王寺 境内
薬王寺 境内

他の桜は満開、晴天に映えて見応え十分。

薬王寺 境内 掲示
薬王寺 境内 掲示

文字起こしします、以下。

木造阿弥陀如来坐像 県指定重要文化財 平成5年3月23日指定薬王寺本尊、桧材寄木造(ひのきざいませぎづくり) 像高67.5cm. 玉眼。目鼻立ちの過不足のない彫り口、広くあけた胸、ゆとり ある形姿などに構想力が認められる。また、やや猫背の形相には、運慶(うんけい)の作風を汲んでいる特色が認められ、太い衣文のたっぷりした彫法とあわせ、13世紀中頃の中央の作例であることをうかがわせる。木造薬師如来坐像県指定重要文化財 令和6年3月29日指定薬師堂本尊、桂材一木造(かつらざいいちぼくづくり) 像高86.2cm。彫眼。切長な目尻や高い肉髻(にっけい)、胸のわずかな張り、膝(ひざ)の低さな ど、全容が美しく調和している。また、左肩から腹部に流れる衣文の彫刻は浅く流麗で、藤原様式は残っているが相貌(そうぼう)の引き締(し)まっている点から鎌倉時代の造立と考えられる。杉の糸桜町指定天然記念物 昭和49年2月11日指定枝垂桜(しだれざくら)のエドヒガンザクラの一種で、幹の太さ3.2m、 樹の高さ6m、花はやや白色。新編会津風土記によれば、天正年中(1573~1590年)に植えられた2林のう ちの1株という。その華麗さはつとに有名で、会津五桜の1に数えられている。会津坂下町教育委員会

お堂

薬王寺 お堂
薬王寺 お堂

薬王寺のお堂です。阿弥陀如来像や薬師如来像の仏像が安置されている(いた?)と思われます。「観音堂」は観世音菩薩(かんぜおんぼさつ)像の安置されているお堂です。菩薩は、悟りを求める人(衆生)で、悟りをひらいた仏さまは如来になります。阿弥陀如来や薬師如来は悟りをひらいた仏さまなので、「観音堂」と呼びません。

お地蔵様

薬王寺 境内 お地蔵様
薬王寺 境内 お地蔵様

一番身近な菩薩様がお地蔵様。境内には6体のお地蔵様がおいででした。

↑写真の右側が本堂(と思う)、左側に稲荷神社がありました。

稲荷神社

薬王寺 境内 稲荷神社
薬王寺 境内 稲荷神社

写真正面が稲荷神社。鳥居の奥にはお稲荷様がいます。

薬王寺 境内 稲荷神社 お稲荷様
薬王寺 境内 稲荷神社 お稲荷様

稲荷神社を紹介することは滅多にありませんが、以前には以下の紹介をしています。
殺生石稲荷神社(伊佐須美神社 末社)【会津美里町】殺生石とは 殺生石を打ち砕いた会津のヒーロー
殺生石稲荷神社のお稲荷様に比べて、こちらのお稲荷様は凛々しい感じ。

薬王寺 境内 稲荷神社 お稲荷様
薬王寺 境内 稲荷神社 お稲荷様

向かって左のお稲荷様は、凛々しい感じはそのままですが、油揚げを咥えて愛嬌があります。

帰り道(おまけ) 飯豊連峰 会津磐梯山

帰り道、飯豊連峰と磐梯山がよく見えました。

飯豊連峰
飯豊連峰

飯豊連峰は、写真の左から、烏帽子岳(えぼしだけ)、西大日岳(にしだいにちだけ)、大日岳(だいにちだけ)、御西岳(おにしだけ)、飯豊山(いいでさん)。(左には北股岳、梅花皮岳(かいらぎだけ)。右には三国岳がある)・・・どれがどれかはよく分かりません。(順番は地図と比較した)

会津磐梯山
会津磐梯山

飯豊連峰と会津磐梯山は同じ場所から撮ったものです。会津磐梯山はクロップ(トリミング)しているので、同縮尺ではありません。撮影場所は会津パールライン上で、会津美里町内。

【 杉の糸桜(薬王寺) 】
住所:〒969-6585 福島県河沼郡会津坂下町船杉 北杉大道上
地図、ナビ用リンク (行き方/アクセス)

「山門」や「八脚門」の記述は、「知ったかぶり」ではありません。知って書いているのではなく調べて書いています。ネットに案内する内容は、誤りのないように心がけているのですが、世の中には検索上位に誤った情報が載っていることがよくあって驚きます。「驚く」もあるのですが、正誤を確認する作業が増えて大変なのです。自分も誤まる事はよくあるので、「ごめんなさい」なのですが、特にIT関連の調べ物では致命的な誤りもあって、「驚く」んです(大丈夫か!って)。

会津の5桜

  • 石部桜(いしべざくら) 会津若松市一箕町大字八幡字石部にある桜(リンクは2024年4月の投稿記事)
  • 薄墨桜(うすずみざくら) 会津美里町にある桜
  • 虎の尾桜(とらのおざくら) 会津美里町にある桜(リンクは2023年、それも7月の投稿記事。桜は咲いてません、ごめんなさい)
  • 杉の糸桜(すぎのいとざくら) 会津坂下町にある桜
  • 大鹿桜(おおしかざくら) 猪苗代町にある桜

「あいづ くらし」は、会津のWEBライターです。

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