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若喜商店 (わかき商店)
若松屋喜祖衛門が宝暦五年(1755年)から商売を始め、代々「喜一郎」を襲名して味噌醤油を製造。2025年だと、270年前。江戸時代が約260年だから、江戸時代より長い歴史。「歴史なんて食べられない」とか言う人もいますが(*1)、何に価値を見出すかは人それぞれですし、その価値を磨くのも人。ほったらかしにすればその価値は下がります。郷土の伝統や文化のような無形のものの多くが、継続の危機にあることを思わずにはいられません(価値が埋もれるどころか喪失してしまう)。若喜商店は、会津地方の喜多方市にあって、レンガ蔵やモダンな店舗(どれも国登録有形文化財)を見ることができます。店舗は今でも商店として買い物ができます。
レンガ蔵 店舗 外観

写真手前から、2階建ての「座敷蔵」、3階建ての「道具蔵」、「店舗」。喜多方市は明治37年の鉄道開通に際し、三津谷(みつや)地区にレンガ工場が建てられた事により多くのレンガ蔵が建てられました。

↑写真の木戸から入り、2階建ての「座敷蔵」へ向かう見学コース(入場無料)が設定されていますが、雪が残って行けません(2025年は、会津地方の13市町村に災害救助法が適用されるという大雪)。

写真のカラーパネルは雪止め。ここから蔵座敷の中が見学できるのですが(たぶん)、今回はできません。
若喜商店 商店 店内

店舗は、昭和6年に喜多方出身の本間嘉平が設計。本間嘉平さんは、後に大成建設(スーパーゼネコンの1社)の社長となります。天井も壁も、今では考えられない凝った作り。やや台形なのは敷地に合わせたものか。若喜商店は代々、味噌醤油を製造。「きき醤油」コーナーは珍しい。

客層に合わせた品揃えで、会津らしい品物が並びます。

喜多方市には蔵元も多く、日本酒も多数。

外から見て、3階建ての「道具蔵」が「展示資料室」。

パネル付きで若喜商店 のお宝?が展示されています。

町ブラで、こうやってちょこちょこと観光できるのって楽しい。それも無料なのが嬉しい。

富裕層の象徴「5段飾り」。手前勝手な思い込みなので、軽くお聞き流しを。

展示資料室(道具蔵)から、座敷蔵(明治38年建立)の1階が覗けます。1階「縞柿の間(しまがき の ま)」2階「欅の間(けやき の ま)」
喜多方市を歩くのは楽しい。
この日も、喜多方市役所周辺に車を駐車し、「菊水」まで歩いて行ってラーメンを食べた帰り。
何気なく寄った若喜商店。
真っ直ぐ車で菊水へ行っていたら立ち寄ることもなかったのだから、歩いてよかった。
【 若喜商店 (わかき商店) 】
住所:〒966-0817 福島県喜多方市字三丁目4786
営業時間:9:00~17:00
電話:0241-22-0010
ホームページ
地図、ナビ用リンク (行き方/アクセス)
続いて寄ったのが、喜多方昭和レトロレーヴェ。
若喜商店の店舗、レンガ蔵の通り並びで、開いていたので入ったのですが、「今日は掃除中で4月にオープンしたい」というお話の店でした。
詳しくは次回紹介します。
「あいづ くらし」は、会津のWEBライターです。
